三上浩司
東京工科大学 メディア学部 教授
東京工科大学大学院 バイオ・情報メディア研究科 メディアサイエンス専攻 教授
1995年慶應義塾大学環境情報学部卒業
2001年慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了
2005年慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士過程満期退学
博士(政策・メディア:2008年慶應義塾大学).
1995年より日商岩井株式会社にて家庭用ゲーム機の通信対戦サービス(X-BAND)の立ち上げ,3Dメタバースなどメディア関連ビジネスの立ち上げに従事.
1997年に株式会社エムケイにてプロデューサとして,3部作にわたるゲーム(未発表)の開発を担当.1998年にJCGLの創設者である金子満氏とともに東京工科大学片柳研究所に「クリエイティブ・ラボ」を設立,プロデューサを努める.
東京工科大学では,次世代の映像制作手法の研究開発と実証制作,ならびにアニメーション制作のディジタル化支援を行い,3DCGを利用した映像制作技術の研究を通じて,映画やゲームなどの様々なプロジェクトに従事.また,タツノコプロダクションとの共同制作となるフル3DCGアニメーション「Sky
Kids Booby」などをプロデュースした.
特にアニメーションのデジタル制作への移行の際の諸問題を解決するために制作した「デジタルアニメマニュアル」は業界内でも指示されるデジタルアニメの指導書となった.これらの研究活動成果により社会人大学院生として慶應義塾大学大学院に在籍し博士号(政策・メディア)を取得した.
教育面では,2004年より,他大学に先んじて4年制大学においてゲーム開発教育を開始.これらの業績により情報処理学会優秀教育賞や関東教育工学協会の教育業績賞を受賞している.
ACM
SIGGRAPH,芸術科学会(会長),情報処理学会(デジタルコンテンツクリエーション研究会監事),日本デジタルゲーム学会(理事)他所属.経済産業省,文化庁をはじめ省庁の委員,映画テレビ技術協会評議員,日本動画協会,CESA,CGARTSなど各種業界団体の委員も務める
主な著書
「映像ミザンセーヌの黄金則 -ヒットする映画の作り方-」共著,ボーンデジタル
「ディジタルアニメマニュアル2009」共著,デジタルアニメ制作技術研究会
「ディジタル映像表現」共著,CG-ARTS協会
「アニメ学」共著,NTT出版
「コンテンツクリエーション」共著,コロナ社
「CGとゲームの技術」共著,コロナ社
Koji Mikami. Tokyo University of Technology, Japan
Koji
Mikami is a professor of the School of Media Science atTokyo
University of Technology(TUT).
He Graduated from Faculty of
Environmental Information at Keio University in 1995. He worked for
several games and media business projects at Nissho Iwai Corporation
and MK company.
In 1998, he joined in establishing “Creative Lab”
at the Katayanagi Advanced Research Lab in TUT. He produced a lot
joint project with Japanese Anime and Game company. One of the
animation projects with
Tatsunoko Production named "Skykids
Booby", won the prize at Tokyo Anime Award. He is also one of the
pioneer of a game education in University and received the IPSJ
Excellent Educator Award in 2012.
Koji achieved a Master and
Ph.D. of Media and governance from Keio University, Japan.